島本和彦先生

今、ふと思った

おれ、島本和彦先生大好きなんだけど、アオイホノオはあんまりだったわけ
ずっと違和感があったんだけど、もしかして先生はこれはヒットをさせるつもりで狙いすまして作ったのかなと思った
実際、ドラマ化したし、しやすかった作りと思うし

 

 

たまたま島本和彦スレッドを見て、書き込み読んでたら
40年間マンガ家で連載途切れ無し
石ノ森章太郎に続編書かせてもらえる
大学在学中に連載開始
とか、よく考えたらバケモンだなと

 

ここまで書いて思った

なんかまとまりつつあるしバラけ気味

 

先生はヒット作を作るというよりは

マンガとしての表現にこだわっていたのかもしれない

実際、逆境ナイン吼えろペンは大好きで、おれの大好きマンガランクでは不動の上位

なぜかというと唯一無二のマンガなので、衝撃がすごかったし

そこで考えるとたしかにアオイホノオは先生のマンガとしてはどうかしてる感は薄いと思う

 

あと、先生は自分の評価はキッチリ出していて(過大評価も過小評価もしない)

上記にあるようなバケモンぶりもわかった上で、自分のできたことできなかったことを踏まえての生き方をしているのかな

経営者の面も持ち合わせている分、卑屈になり過ぎても変だから、

今やるべき事を考えてそれに向けてできない事、できていない事を

努力してできるように、できなくないようにする方法を探しているのか

 

それなら合点はいく

できたこと、誇るべきことはあって、そこを喜ぶ事は悪いことではないけど

それとは別で、できなかったこと反省するべきことはあるはず

そこをちゃんと見て修正、改善して次回に生かすという

 

そしてそれを見せるため、と言うと悪い言い方になってしまうけど

大きな相手、藤田和日郎先生や庵野秀明監督を持ち出して作品が大好きなアピールと褒めることで、自分のまだまださを宣伝しつつ自分への戒めや、同じように新たな段階へ上るべく心がけているのかなと

おれ自身がまとめられてないので良い言い方に変換できてないけど

多分、これをナチュラルにできていることがこの人の人柄で素晴らしさなんだと思う

 

作品、表現に真摯に取り組んでいる

自分の素晴らしいと思った作品、人物の事を、人前で素直にくやしいと言える上に素晴らしいとも言うことができる

自分の作品の宣伝もできる

 

この辺かなあ、まとめとしては

いつかコミケ行ったりして本人にお会いしてみたいもんだなあ

 

 

 

 

 

感想文 坂道のアポロン

マンガ全9巻 小玉ユキ先生

 

このマンガを知ったのは、嫁さんと伊勢神宮に行った時、スーパー銭湯みたいな温泉で

マンガがたくさん置いてあるところで、オススメの1位に置いてあった

それだけで読むことは少ないのだけど、2位と3位がおれの大好きなマンガだった

ひとつはヴィンランドサガだったような、、、

おもしろいけど、こういうところで推すマンガってワンピースとかなんじゃねえのかと思ったし、世間一般で面白いマンガには食い込まないけど大好きなマンガが同じように推されているのを見て、この作品を全く知らないとこも気になったのだ

 

読んで良かった

ホントにおもしろい

泣いた

 

この先生の短編集は読んでみたくなった

 

60’sとは書いていたけども、自分の生きた時代ではないその時代

ジャズは特別なものだったんだなあといつも思う

というのも、実際その曲を聴いても、このマンガから感じる熱量は感じられないのだ

やはり名曲だし、聴いてみると知ってる曲であったり、すごく良い曲なんだけど、このマンガから感じるような熱量は感じない

 

こういうのは他のジャズを題材にしているマンガでも感じることはあるのだけど

おれの音楽の嗜好の問題だけではなくて、この音楽に触れた時のその人自身の時代や空気や気持ちや境遇や全てを含んだものがあるのだと思う

 

というのは前から思っていたので、今回は別の観点から考えてみた

どうしたって、おれが聞くのはデジタル版なのだけど、、、デジタル版というと語弊があるな、流通版レコーディング版な訳だけど、こういうジャズとかってどの盤の名演とか言ったりするし、流通盤になっていないアナログだけの名演とかもあるんだろうな

そっちの熱さは凄そう

やっぱりロックとかでもライブ盤は熱いし

そういうとこもあるんだろうな

もうひとつは、今よりも不自由な分、自由に演奏をしていたのかもしれないと思った

このマンガじゃないけど、管楽器パートをピアノでアレンジして弾くとか、この曲にこういうリズムを入れてみるとか、そういう事が自由にできたのかなーと

今どき、楽器はなんでも買える時代だし、始めるハードルも低い

この曲のトランペット吹きたい!!

とか思えば買ってみて吹けば良い、楽器屋さんなんて田舎の大分でさえ1時間も走ればだいたい着くし

そうではなかった時代に、この曲をやりたいけど、ピアノしかいないって時には自分で弾いちゃえってなるのは自然なことだろう

自分でも多少なりとも楽器をやっていたのでわかるけど、楽器で会話ってできるもので、難しい分、分かり合えたり同じ気持ちになった時は嬉しさもひときわだ

だからこのマンガのセッションがとてもとても楽しそうで熱いところを読んで

その気持ちのままで流通盤を聴いてもあれ??みたいになってしまうのもさもありなん

 

さて、実際このマンガの感想は面白かったしかない

ホントに面白かったし、それ以外いう事ないし

おもしろい作品を読んで思うのは、感情移入をしていくうちに、色んなことを思い出すし、自分にとっての薫や、千や、りっちゃんは誰なんだろうと思ったりする、と言うか自分にとってのその人を思い出す

そういう作品はホントにいい作品だと思う

おもしろかったなー買って良かった

 

感想文 月虹 BUMP OF CHICKEN

初めてBUMP OF CHICKENの曲を購入したと思う

からくりサーカスの主題歌だったので、よく聞いたので気に入って購入

iTunes storeにてこの曲だけを

 

アニメのオープニングで聞いているのとはバージョンが違ったが、いい曲

 

以下は、曲の感想というより、BUMP OF CHICKENについて思ったこと

 

アニメとはバージョン違いで、フルバージョンのみにあるメロがあった

その辺りはこのバンドが大事にしているところなのかなと思った

アニメを見てこの曲を買ったひとは確実に違和感を感じると思うのだけど、元々のファンの方々にはこれが求めていたとこなのかもな

 

ライブ見たことないけど、いい声してるなあ

 

感想文 サンクチュアリ

サンクチュアリ

作 史村翔

池上遼一

 

なんで読んだんだろ、たしか昔の彼女がおもしろいとか言ってたからか

今思うと、その時にはすでに寝取られてて男の家で読んでたんだろうな

フツー読まねえよ!!19才の女子は!!読んでたら嗜好がおかしいよ!!

 

我が本棚にあるこの本、読み返した

なんか最近、渡海さんぽい人が出てる続編みてえなのがあったような、、、

たしかにこの話は渡海さんが魅力的すぎる

極道と政治家という正反対を対比しながらそこを支え合いながら駆け上るふたり!!

みたいにするはずだったろうに、渡海さんが魅力的すぎて北条が上がっちゃったから、浅見がどうにも影が薄くなってしまった

なんとかしようと浅見サイドに新キャラをぶち込むけど、渡海さんが動くとみんな影が薄まるという

魅力的すぎて困るキャラ渡海さん

作品はめっちゃ面白くなるから良いけど、なんか色々大変だろうなと思う

 

この作品をハッピーエンドにする場合、どうするべきだろうか

北条も代議士になる?浅見が首相?

うーーーん

多分、駄作

やっぱりどっちか死ぬしかなかったかー

浅見は渡海さんに喰われて死んだのだ、、、

 

うーーーーーーーん

でも最初からダブル主人公ではなかったよなあ、北条が主人公だったなあ

って事は、最初からこうなる予定だったのか

 

ともあれ、熱いマンガだった

読み始めた動機はさておき、買い集めて本棚にあっても胸を張れる作品だ

 

しかしながら、20年オーバー昔のマンガなのに、まさに今の時代に問題提起!!みたいに感じるのは普遍的なテーマなんだろうな、これ

必要さ

アウトプットをするためにここを始めたものの、クライミングを始めたからか、精神が落ち着いたからか、書かなくても平気になった

あのとき、そんなに追い詰められてたのか

なんで!?

今となってはわかんないもんだなぁー

 

そういうものかな、追い詰められてるってのはまわりが見えてないってことだろうし

見渡す余裕がないからまわりが見えないし

余裕がないから、見渡せないんだし

その時を越えれば、なんでかわかんなくなっちゃうなあ

 

耐えることと、耐え方を探すということか

見つけられて良かったし、応えてくれるまわりで良かった

うーむ

ワダツミの木が流れてきた

今日の仕事はいつもよりは遠出の納品、道は空いてる

 

とてもかっこいい曲と思っていたのでランダムでかかったときは嬉しい

バラードではないと思うけど、アップテンポではない

曲の入りはとても音数が少ない、なのにグルーヴがある〜云々

と前は思っていたのだけど今回聞いたときは歌に聞き入ってしまった

 

力強いんだけど儚いというか、これデビュー曲かよって思うような迫力があった

音数が極端に少ないってこの声を最大限に生かすためだったのかーって初めてわかった

そりゃあ絶賛されてデビューするよなぁ、こんな歌声

この曲は他の誰にも歌えない歌で、元ちとせのために作られた歌なんだなあと理解できた

 

こういう唯一無二を持っている人ってのはたまに見かけるけど、どうやってそれは作られたのかという事に興味がある

技術に関してはどんなジャンルであれ師匠がいればある程度修めることはできると思う

実際にやっているところを見るというのはとても大きな経験だと考える

そのとき、同じ師匠についた弟子が数人いたとして、数年後の技術の習熟度の『差』こそが唯一無二への道なのかと考えるようになった

ただ習熟度を上げる事こそが唯一無二への道ではなくて習熟度が上がらない事こそが唯一無二への道かもしれないと

なぜ上がらないのか、何を課題としているのか、

上手くなる人は上手くなる事が上手いのかもしれないというように

 

昔から自分が器用な分、下手だなあとか、不器用だなあと思う人は何人も見てきたけど、そのうちに数人はしばらくするとビックリする程の変化をする時がある

そういう人を見ると自分とは全く違う壁を登っていたんだなあと思った

壁の大きさとか登りづらさとかではなくて頂上自体が違っていたというような感覚

 

頂上の設定が違うということは、見ているものが違うということかと思う

ということはその人が今まで見てきた感じてきたことで頂上を探していくのか

それがセンスなのか、そうならば良いも悪いも無くて、その分野に於いてのその人自身のスタンスが現れるということか

ということは、表現するということはどこまで掘り下げても自分を包み隠さずさらけ出すことだ

自分が感じたことや、悩んでることや、課題にしていることや、できないことまでさらけ出してこその表現するということ

かな、プロフェッショナルはまた別のベクトルかな

うーむ

 

 

 

 

 

タイミングばっちり

沈黙の艦隊がケーブルテレビでやってた

アニメ初めて見たけど、海江田艦長の声が渋すぎる、かっこいい、イメージはもうちょい若かったけど

 

ちょうど、現実世界に於いてはミサイル開発を進める上に、水爆も開発した国家が隣にできた

沈黙の艦隊を見ていると、黒電話との対話を求める人達もあながちバカとも言えないのかなと感じた

彼らを孤立させてしまってはいけない、みたいなのは寝言は寝て言えよって思ってたけど

そういう考え方もあるのかーと納得してしまった

 

でもやまとは日本に核ミサイルは撃たないよね、と同じ日本人である海江田艦長以下乗組員をどこかで信用しているから対話路線の人達はそう言えるのか

となると黒電話を信用するのは難しいよなあ

 

沈黙の艦隊はシーウルフとの戦いまでだったけど、緊張感あるし、すげえ良かった

あの内閣のがんばりようとか戦いを見てるとシンゴジラ思い出した

おれもがんばろう